2026年・永住許可申請の費用値上げ:知っておくべきこと

CEO / 日本生活エキスパート
更新日: 2026年7月27日
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最終更新: 2026年7月27日
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2026年・永住許可申請の費用値上げ:知っておくべきこと
日本は2026年に永住許可(永住権)申請の費用を大幅に引き上げました。このガイドでは、新しい費用体系、影響を受ける方、そして現在PR申請を検討している方々への意味について説明します。
この変更は2025年4月の入管法改正によって施行されました。実際の費用の増加は多くの申請者にとって相当な額に上り、場合によっては申請総費用が以前の数倍になる可能性もあります。
新旧費用の比較
以前の費用体系(2025年3月以前)
| 費用項目 | 金額 |
|---|---|
| 入管審査手数料 | ¥8,000 |
| 必要書類の取得 | ¥5,000〜¥15,000 |
| 行政書士への依頼(任意) | ¥50,000〜¥150,000 |
| 翻訳費用(必要な場合) | ¥10,000〜¥30,000 |
| 概算合計 | ¥73,000〜¥203,000 |
2026年の新しい費用体系
| 費用項目 | 金額 |
|---|---|
| 入管審査手数料 | ¥8,000(変更なし) |
| 義務付けられた書類認証 | ¥30,000〜¥80,000 |
| 行政書士への依頼(事実上必須化) | ¥100,000〜¥300,000 |
| 翻訳費用(要件の拡大) | ¥30,000〜¥80,000 |
| 概算合計 | ¥168,000〜¥468,000以上 |
要点: 入管自体への審査手数料は変わっていません(¥8,000のまま)。コストが増えたのは、申請書類の認証・翻訳・書類整備の要件が拡大したためです。
何が変わったのか
義務付けられた書類認証
以前は、雇用主からの在職証明書など多くの書類を申請者が自分で用意することができました。新しい要件では、以下を含む特定の書類について公証または認証が必要となりました:
- 海外で発行された出生証明書・婚姻証明書
- 海外勤務歴の証明書
- 自営業者の事業証明書
- 資産・財産の証明書類
各書類の認証費用は¥5,000〜¥20,000程度となっており、海外書類が多い申請者の場合、この費用だけで積み重なることになります。
行政書士費用の実質的な義務化
以前は専門家への依頼は任意でした。新しい書類要件の複雑さから、多くの申請者が現在は行政書士(認定移民専門家)または弁護士への依頼を事実上必要としています。
現在の相場(2026年):
- 基本的な永住許可申請(単純な経歴の場合):¥100,000〜¥150,000
- 標準的な申請(複数の雇用主または居住歴がある場合):¥150,000〜¥230,000
- 複雑な申請(自営業・複数のビザ種別・長い海外歴):¥230,000〜¥300,000以上
翻訳要件の拡大
2025年4月以降に提出する申請では、以前は日本語原本のみで対応できた書類についても、より多くの翻訳提出が求められます。海外書類を持つ申請者は、書類1点につき¥3,000〜¥10,000の翻訳費用がかかります。
費用の内訳(申請者タイプ別)
シナリオ1:雇用歴がシンプルな会社員
| 費用項目 | 概算 |
|---|---|
| 審査手数料 | ¥8,000 |
| 書類認証(最小限) | ¥15,000 |
| 行政書士費用(基本プラン) | ¥120,000 |
| 翻訳費用(最小限) | ¥20,000 |
| 合計 | ¥163,000 |
シナリオ2:転職歴のある中間的な申請者
| 費用項目 | 概算 |
|---|---|
| 審査手数料 | ¥8,000 |
| 書類認証 | ¥50,000 |
| 行政書士費用(家族込み) | ¥200,000 |
| 翻訳費用 | ¥50,000 |
| 合計 | ¥308,000 |
シナリオ3:複雑な申請(自営業・複数のビザ歴)
| 費用項目 | 概算 |
|---|---|
| 審査手数料 | ¥8,000 |
| 書類認証 | ¥80,000 |
| 行政書士費用(複雑な案件) | ¥300,000 |
| 翻訳費用 | ¥80,000 |
| 追加書類費用 | ¥30,000 |
| 合計 | ¥498,000以上 |
最も影響を受ける方
自営業者・会社経営者
事業証明書類の認証は高額になる場合があります。過去数年の税務申告、財務諸表、事業実績の証明を認証された形式で提出する必要があります。
複数のビザ種別を経てきた申請者
各ビザの切り替えを文書化する必要があり、過去のステータス変更ごとに追加の認証が必要になる場合があります。
家族連れの申請者
配偶者と子どもは通常、主申請者と一緒に申請します。全員分の書類を取得・翻訳・認証する必要があり、費用は急速に増加します。
長い海外歴を持つ申請者
入国年が2010年以前の方は、年数が多いほど海外書類が多く、それぞれ認証が必要となります。
専門家に依頼すべきか
自分で申請することを検討できる場合
- 日本国内での雇用歴が1社のみ(または非常に少数)
- すべての主要書類が日本語(または日本の機関発行)
- 書類の要件を調査する時間が十分にある
- 初回で却下されるリスクを許容できる
ただし: 2026年以降は申請書類の複雑さが増したため、自己申請で却下されるリスクが高まっています。不許可となった場合、入管から特定の理由が提供されないことが多く、再申請に1年以上かかる場合があります。
専門家への依頼を強く推奨する場合
- 複数の雇用主またはビザ種別がある
- 自営業または会社役員である
- 配偶者・子どもを同時に申請する
- 現在または過去に短期超過滞在や入管上の問題がある
- 最短処理時間を希望する
他国との比較
| 国 | 永住権申請の総費用(概算) |
|---|---|
| 日本(2026年・複雑な申請) | ¥300,000〜¥500,000(約USD 2,000〜3,500) |
| アメリカ(グリーンカード・雇用ベース) | USD 5,000〜15,000(申請料込み) |
| イギリス(ILR) | £2,885(申請料のみ。弁護士費用は別途) |
| カナダ(永住権) | CAD 1,300〜2,500(申請料のみ) |
| オーストラリア(永住ビザ) | AUD 4,765〜(ビザの種類による) |
永住許可の申請要件(参考)
標準ルート:
- 日本で引き続き10年以上在留し、うち就労または居住目的のビザで5年以上
- 素行善良(重大な法令違反がないこと)
- 独立の生計を維持できること
高度専門職ルート:
- 高度専門職ポイント制で70点以上:3年
- 高度専門職ポイント制で80点以上:1年
よくある質問
Q:値上げ前に滑り込みで申請すると費用を節約できますか? 2025年4月1日以降に提出する申請にはすべて新しい書類要件が適用されます。既に申請準備が整っていた方のみが旧制度を利用できた可能性があります。
Q:費用の支払いに分割払いは可能ですか? 入管審査手数料(¥8,000)は提出時に一括払いです。行政書士費用は事務所により異なりますが、一般的に着手金と申請提出後の残金という形が多いです。
Q:費用の免除や補助はありますか? 現時点では一般的な永住許可申請に対する政府の費用補助制度はありません。
Q:不許可になった場合、費用は戻ってきますか? 審査手数料(¥8,000)は不許可の場合でも返金されません。行政書士費用の一部は、事務所と事前に合意した内容によっては返金される場合があります。
Q:全費用の準備をしてから申請を開始すべきですか? 行政書士に相談することを強く推奨します(初回相談料は¥0〜¥20,000程度)。申請書類の準備には、複雑な申請の場合3〜6ヶ月かかることがあります。
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