【2026年版】技術・人文知識・国際業務で副業はNG?入管法の落とし穴と安全に稼ぐ方法


CEO / Native Japanese Expert
更新日: 2026年1月15日
技術・人文知識・国際業務ビザでUber Eatsやコンビニバイトをするのは危険です。2025年の法改正を踏まえ、不法就労のリスクを避けつつ、エンジニアや翻訳などの専門スキルを活かして安全に副業で稼ぐ方法を解説します。
「円安で生活が苦しい。週末だけUber Eatsやコンビニでバイトをして稼ぎたい」
そう考えているなら、少し待ってください。その行動が、最悪の場合 「強制送還」 につながる可能性があります。
多くの外国人が誤解していますが、留学生ができる「週28時間のアルバイト」と、就労ビザ(技術・人文知識・国際業務)保持者が行う「副業」は、法的ルールが全く異なります。特に2025年の入管法改正以降、不法就労に対する企業側の監視はより厳しくなっています。
この記事では、技人国ビザ保持者が 「法的に安全に」 、そして 「会社にバレるリスクを最小限にして」 副業を行うための具体的な方法と、絶対に手を出してはいけない「レッドゾーン(単純労働)」について、最新の法的実態に基づいて解説します。
結論:技人国ビザで副業は「可能」だが「単純労働」はNG
まず結論から言うと、技術・人文知識・国際業務(以下、技人国)ビザで副業をすること自体は、入管法上で禁止されてはいません。しかし、 「活動内容」 に非常に厳しい制限があります。

NGな副業(レッドゾーン:資格外活動)
以下の仕事は「単純労働」とみなされる可能性が高く、現在のビザでは原則として働けません。
- フードデリバリー(Uber Eatsなど): 個人事業主であっても、業務内容が「運搬」であるため、入管は単純労働とみなす傾向があります。
- コンビニ・飲食店のホール: 接客や品出しは技人国ビザの専門外です。
- 工場のライン作業・清掃: これらも単純労働に該当します。
これらを行うには「資格外活動許可」が必要ですが、技人国ビザ保持者が単純労働のためにこの許可を取得するのは、 「実質不可能」 に近いのが現状です。
OKな副業(ホワイト/グレーゾーン)
一方で、あなたが現在持っているビザの「在留資格の範囲内」であれば、特別な許可なく副業が可能です。
- ITエンジニアが他社の開発案件を手伝う: 「技術」の範囲内。
- 翻訳、通訳、語学講師: 「人文知識・国際業務」の範囲内。
つまり、 「あなたの専門スキルを活かした副業」 であれば、法的に安全であり、かつ高単価を狙えるのです。
多くの外国人が陥る「資格外活動許可」の勘違い
「入管に行って許可をもらえばいいだけでしょ?」と思うかもしれませんが、ここにも大きな罠があります。
包括許可 vs 個別許可
- 留学生(留学ビザ): 「学業に支障がない範囲で、週28時間以内なら どんな単純労働でもOK 」という「包括許可」が下ります。
- 就労者(技人国ビザ): 「勤務先や業務内容ごとに個別に審査される」という「個別許可」が原則です。
申請のリスク
「Uber Eatsをやりたいので許可をください」と申請しても、現在の入管の実務運用では「技人国ビザの品位や本来の活動と合致しない」として却下されるケースが多発しています。さらに恐ろしいのは、 「単純労働をしようとした」という記録が入管に残る ことです。これが次回のビザ更新時にネガティブな要素として働く「藪蛇(やぶへび)」のリスクがあります。
会社に副業がバレる最大の原因は「住民税」
法的な問題をクリアしても、次に気になるのが「本業の会社にバレないか」という点です。会社にバレる原因の 90% は「住民税」です。

発覚のメカニズム
日本の住民税は、前年の所得に基づいて計算され、通常は会社の給料から天引き(特別徴収)されます。 副業で収入が増えると、会社の経理担当者に届く「住民税決定通知書」の金額が、社内給与から計算される額よりも高くなります。
「あれ? この人、年収400万円のはずなのに、住民税が年収600万円相当の金額になっているぞ?」
これで副業が発覚します。
対策(普通徴収)
これを防ぐ唯一の方法は、確定申告を行う際に、副業分の住民税の徴収方法を 「自分で納付(普通徴収)」 にチェックすることです。 ただし、最近は自治体の方針で強制的に特別徴収(給与天引き)にするケースもあり、100%防げるわけではありません。
詳しい税金の仕組みは 住民税】なぜ2年目から手取りが減る?外国人が知るべき「後払い」の仕組みと帰国の罠 を参照してください。 また、確定申告の手順は 年末調整と確定申告の違い:会社員が還付金をもらうための書類の書き方 が参考になります。
技人国ビザ保持者が「安全に」稼ぐための具体的手段
リスクを冒してコンビニで 時給1,100円 を稼ぐより、専門スキルを活かして 時給3,000円〜5,000円 を稼ぐ方が、ビザのリスクもなく効率的です。

ITエンジニア・デザイナーの場合
現在、ITエンジニアとして働いているなら、最も安全かつ高収入な副業は「リモート開発案件」です。 週2〜3日の稼働で、月単価 30万円〜50万円 程度の案件も珍しくありません。これは「技術」ビザの活動範囲内なので、入管法のトラブルも避けられます。
特に、週2日からの柔軟な案件を探すなら、エージェントの活用が必須です。
エンジニア・デザイナーの副業なら「ITプロパートナーズ」
「週2日〜」「土日のみ」「リモート」など、会社員が副業しやすい高単価案件が豊富。エンド直請けのため、仲介マージンが低く手取りが多いのが特徴です。ビザのリスクがない技術案件をまずは探してみましょう。
翻訳・語学・マーケティングの場合
エンジニア以外の「人文知識・国際業務」区分の方も、単純労働は避けるべきです。翻訳、通訳、海外リサーチ、SNS運用代行など、あなたの「語学力」や「母国の知識」を売りにしましょう。
こうしたスキルは、スキルシェアサービスで高く売れます。
- ココナラ: 翻訳や悩み相談など、自分の得意なことを出品できます。
- クラウディア: 在宅でできるライティングや事務代行などの案件が探せます。
得意なスキルを販売するなら「ココナラ」
翻訳、通訳、資料作成など、あなたのスキルを求めている人がいます。初期費用無料で出品でき、在宅で完結するため、会社にバレるリスクも低く抑えられます。
副業を始める前に確認すべき3つのチェックリスト
最後に、トラブルを避けるために必ず以下の3点を確認してください。
- 就業規則の確認: 本業の会社が副業を禁止していないか確認しましょう。禁止されている場合でも法律上は働けますが、発覚した際に懲戒処分を受けるリスクがあります。
- ビザ区分の確認: 副業内容が、今の在留カードの「在留資格」の範囲内か再確認してください。「技術」ビザで飲食店のホールをするのは違法です。
- 契約形態の確認: 「雇用契約(アルバイト)」か「業務委託」かを確認しましょう。副業の場合は、税金の処理がしやすい「業務委託」の方が会社にバレにくい傾向があります。
副業よりも本業の給与アップを目指すなら 【2025年版】外国人におすすめの日本の転職サイト・エージェント比較 も検討してみてください。
Conclusion
技人国ビザでの副業は、Uber Eatsのような単純労働を選ぶとビザ取り消しのリスクがあります。あなたの強みである「専門スキル」を活かした副業(開発、翻訳、コンテンツ制作など)を選び、必要な場合は資格外活動許可を適切に取得しましょう。まずは、自分のスキルでどのような案件が受注できるか、エージェントサイトで確認することから始めてください。
Next Step:
- ITエンジニアの方: ITプロパートナーズで週2日の案件をチェック。
- それ以外の方: ココナラやクラウディアでスキル販売を検討。
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