日本で外国人を狙う代表的な詐欺と、その回避方法

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最終更新: 2026年7月26日
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- •賃貸・偽求人・ビザ・暗号資産・ロマンス・なりすまし電話など、日本で外国人を狙う詐欺の手口の見分け方と、相談できる公的ホットラインをまとめました。
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30秒でわかる答え: 日本に住む外国人は、ほぼ決まったパターンの詐欺に狙われます。架空の物件情報や「今すぐ敷金を払って」と迫る賃貸詐欺、ビザのサポートを約束する偽の求人、暗号資産(cryptocurrency)やSNSの「投資」勧誘、お金の無心に切り替わるロマンス詐欺、そして警察・入管・銀行を名乗るなりすまし電話などです。これらのほとんどを一発で打ち破るルールはひとつ。本物の役所・大家・銀行が、電話やチャットで緊急の支払い、ギフトカード、暗号資産、キャッシュカードを要求することは絶対にありません。「急いで」「誰にも言わないで」と急かされたら、それは詐欺です。無料の相談先は、188(消費者ホットライン)、#9110(警察相談ダイヤル)、緊急時は110です。
免責事項(Disclaimer): これは一般的な消費者向けの安全情報であり、法的助言ではありません。お金を失った場合や在留資格に影響が及ぶおそれがある場合は、下記の公式番号を使って、警察・消費者庁・出入国在留管理庁に直接ご自身の状況を確認してください。
なぜ外国人が狙われるのか
詐欺師は、その土地のルールに不慣れで、「本物の」権威が誰なのかわからず、しかも多くの場合は母語ではない言語で対応している人を探します。長く住んでいる人なら笑い飛ばすような要求、たとえば「警察があなたのお金を安全な口座に移す必要があります」といった話も、日本の制度が実際にどう動いているかをまだ知らなければ、もっともらしく聞こえてしまいます。そこに言葉の壁と、家族から離れた孤立が加わると、あなたは詐欺師にとって価値の高いターゲットになります。
これは小さな問題ではありません。日本の警察庁(National Police Agency, NPA)は、特殊詐欺(tokushu sagi、以下に挙げる電話・なりすまし型の詐欺)というカテゴリーを集計しています。2025年は認知件数も被害額も前年から大きく増え、なかでも警察官をかたる「なりすまし詐欺」が最も急増した手口になりました。貯金を「守る」よう被害者に迫る電話が原因です。これとは別に、SNSを使った投資詐欺やロマンス詐欺も爆発的に増えています。いずれも外国人だけの問題ではありませんが、こうした手口の台本のいくつかは、明確に非日本人の住民を標的にしています。
ほぼすべての詐欺を打ち破るたったひとつのルール
手口の一覧に入る前に、これを覚えてください。日本では、正規の組織は次のことをしません。
- 手数料・罰金・「敷金」を、ギフトカード、プリペイドカード、暗号資産、コンビニの支払いコードで払うよう求める。
- お金を守るために現金を引き出したり「安全な口座」に移したりするよう指示する。
- キャッシュカードの暗証番号(PIN)を読み上げさせる、またはカードを「回収」しに自宅へ人をよこす。
- 今すぐ払って誰にも言わなければ逮捕や強制送還しないなどと脅す。
警察、入管、税務署、あなたの銀行が、こうしたことを電話でしてくることは絶対にありません。これらのどれかが出てきたら、いったん止めて、電話を切り、自分で別の方法で確認してください。
1. 賃貸・敷金・架空物件の詐欺
手口。 外国人向けのマーケットプレイスやSNSグループに、好条件すぎる物件が現れます。「大家」や「業者」は海外にいて、部屋を見せられないが、今日中に敷金や初月家賃を送金すれば押さえておく、と言います。物件情報は偽物(実在する物件から写真を盗用していることが多い)か、そもそも部屋が存在しません。
見分け方。
- 内見や正式な契約の前に支払いを求められる。
- 支払い方法が個人口座への銀行振込、暗号資産、見慣れないアプリ。
- 業者が会うのを避け、「ほかにも希望者がいる」とあなたを急かす。
対処法。 実店舗を構える登録済みの不動産業者(fudosan)を使いましょう。正規の入居費用は、署名済みの賃貸借契約に対して支払うものであり、物件を「押さえる」ために送金するものではありません。内見していない物件に敷金を送るのは絶対にやめてください。正規の入居費用や契約の仕組みについては、**住まいと暮らし**のハブをご覧ください。
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